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MDLPに振り回される

 iPodの出現であっという間にその役割を終えようとしているMDですが、今日はすっかりそのMDに振り回されてしまいました。

 ある講演会をMDに録音したものがあって、原稿執筆のためにそれを聴きたいと持ち込まれたのですが、そのMDがLPモードで録音されたものだったのです。依頼者にはCDに焼いて渡すつもりだったのですが、自宅のラジカセはMDLP非対応でこれが再生できません。対応しているMDウォークマンもあったのですが、不思議なことに、iPodを買ったとたんに機嫌を損ねて動かなくなったままです。カーオーディオはOKなのですが、さすがに車の中でテープ起こしをするわけにもいきません。職場のMDもNGで、けっきょく今日はどうにもなりませんでした。

 MDLPは最大80分しか録音できないMDの欠点を補うために策定された4倍速の規格なのでしょうが、大容量デジタルオーディオプレーヤーの前では、その意味がまったくなくなってしまいました。
 MDLP最大の失敗は、初期の機器にはその機能が搭載されなかったことでしょう。非対応プレイヤーでも、再生はできないけれど、LPモードであるとは表示されるのだからなんとも不思議です。

 

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ふくしまの遺跡

rekishi 福島県考古学会から、「ふくしまの遺跡」が刊行されました。
 10月に福島市で開催された日本考古学協会の福島大会に合わせて、福島県考古学会が総力を挙げて作成したものです。

 小中学校での利用を考慮して、県内の中学校学区から遺跡をピックアップし、その概要をカラー写真と図版でやさしく紹介しています。遺跡の時期も地域も幅広く収録されており、この1冊で福島県の遺跡を概観できる便利な一冊になっています。

 しかし、いかんせん100名以上の執筆者が打ち合わせもなく原稿分担しており(このおぢちゃんも3遺跡執筆しています)、構成はまちまちで、図版の質も良いものから極端に悪いものまで入り乱れているのが難点といえば難点です。誤植もたくさんあります。

 福島県考古学会では、時間をかけてよりよいものに改訂していく予定ですので、温かい目で見てやってください。

 福島県内有名書店ですでに販売しているはずです。

  • 『ふくしまの遺跡』 
  • 発行:福島県考古学会
  • 刊行:2005年10月18日
  • 定価:3,000円(税込み)

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『なごり雪』

 平原綾香の歌う『なごり雪』を聴きました。 新旧取り混ぜたカバーアルバム"From To"の中の1曲です。

 このアルバムは評価がまったく二分しており、悪い方は徹底してこのアルバムを酷評していますが、この曲だけは間違いなくおすすめです。

 平原綾香の声は、Jupiterに代表されるように、低音のしゃがれた声が一面の特徴なのですが、その反面、高音域を中心に透明感のあるトーンも聴かせてくれます。他の曲の評価は置いておいて、この曲に関していえば、「平原綾香のためにある」と思えるほどはまっています。伊勢正三もイルカもそれぞれにこの曲の魅力を引き出していますが、それを包括した上でさらに奥行きのある世界を作り出しています。芝居がかった過剰な演出が気にならなくもありませんが、それがこの曲のイメージを膨らませてくれるからイイという人もいることでしょう。

 私自身は、この1曲だけをiTMSでダウンロードしましたが、他の曲に関しては、確かに多くの人が酷評するように、オリジナルの世界を越えるものは少ないと感じてやめました。 
 しかし、このアルバムは『なごり雪』1曲だけでも十分に聴く価値があると思っています。
 久々によい曲を聴きました。

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